iPhone は、条件がそろうと、短い時間でバッテリーを半分まで充電できます。ただし、必要な充電器(電源アダプタ)の出力は機種によって違い、iPhone 17 シリーズでは、それまでより大きい出力が必要になりました。
この記事では、Apple が公開しているサポート情報をもとに、機種ごとに必要なW数、ケーブル、ワイヤレス充電の条件を整理します。
この記事の結論
- iPhone 8 以降は、約30分で最大50%まで高速充電できる
- iPhone 12 以降は 20W 以上の電源アダプタが必要
- iPhone 17/17 Pro/17 Pro Max は 40W 以上で、約20分で最大50%まで充電できる
- 他社製の充電器は、USB Power Delivery(USB PD)対応の USB-C 充電器を選ぶ
- ワイヤレスで高速充電するには、MagSafe充電器と、機種に応じて 20W または 30W 以上の電源アダプタが必要
機種別|必要なW数
Apple の説明をまとめると、次のようになります(Apple サポート「iPhoneを高速充電する」)。
| 機種 | 必要な電源アダプタ | 高速充電の目安 |
|---|---|---|
| iPhone 17/17 Pro/17 Pro Max | 40W以上 | 約20分で最大50% |
| iPhone 17e、iPhone Air | 20W以上 | 30分で最大50% |
| iPhone 12〜16 の各モデル | 20W以上 | 約30分で最大50% |
| iPhone 8〜11、SE(第2世代)など | Apple製の18W以上、または USB PD 対応の他社製 | 約30分で最大50% |
Apple は「18W以上」と説明したうえで、注記として、iPhone 12 以降を高速充電するには 20W 以上の電源アダプタが必要だとしています。これから買うなら、20W 以上を選べば、iPhone 8 以降の「約30分で最大50%」の条件を満たせます(iPhone 17/17 Pro/17 Pro Max の約20分での充電は 40W 以上)。
iPhone 17 シリーズは 40W 以上で、より速く
iPhone 17、17 Pro、17 Pro Max について、Apple は、40W以上のアダプタを使うと約20分で最大50%まで充電できると説明しています。約20分で最大50%という速さは、40W以上のアダプタを使った場合のものです。
同じ17シリーズでも、iPhone 17e と iPhone Air は、20W以上のアダプタで30分で最大50%とされています。機種名をよく確認してください。
ケーブルの条件
| 機種 | 必要なケーブル |
|---|---|
| iPhone 15 以降 | USB-C ケーブル(付属のケーブルなど) |
| iPhone 14 以前 | USB-C – Lightning ケーブル |
iPhone 14 以前で、USB-A(四角い端子)の充電器と USB-A – Lightning ケーブルを使っている場合は、高速充電の条件を満たしません。USB-C の充電器と、USB-C – Lightning ケーブルの組み合わせが必要です。
ケーブルの違いはUSB-Cケーブルの種類と選び方で解説しています。
他社製の充電器を選ぶとき
Apple は、高速充電に使えるアダプタとして、Apple 製のもののほかに「USB Power Delivery(USB-PD)を使用できる、対応する他社製の USB-C 電源アダプタ」を挙げています。
他社製を選ぶときは、次の2点を確認してください。
- USB Power Delivery(USB PD)対応と書かれている
- 出力が、機種に必要なW数(20W または 40W)以上ある
複数のポートがある充電器は、同時に使うと1ポートあたりの出力が下がります。iPhone をつなぐポートが、同時使用のときに何W出るかを確認してください。USB PD のしくみはUSB PDとは、製品の比較は急速充電器おすすめ5選にまとめています。必要なW数は充電器のW数計算ツールでも確認できます。
ワイヤレスで高速充電する条件
| 機種 | 必要なもの | 内容 |
|---|---|---|
| iPhone 16 以降 | MagSafe充電器 + 30W以上の電源アダプタ | ワイヤレスでの高速充電 |
| iPhone 15 以前 | MagSafe充電器 + 20W以上の電源アダプタ | 最大15Wの高速充電 |
いずれも、電源アダプタは Apple 製か、USB PD に対応した他社製の USB-C 電源アダプタとされています。ワイヤレス充電器の比較はiPhone向けワイヤレス充電器おすすめ4選を参考にしてください。
条件を満たしても遅いとき
Apple は、iPhone が低温または高温になりすぎた場合は、高速充電できないことがあると説明しています。また、充電時間は設定や環境条件によって変わり、実際の結果は異なる場合があるとしています。
「約30分で最大50%」は、バッテリーが消耗した状態からのテスト結果です。残量が多い状態からの充電時間を示すものではありません。充電が遅いときの確認手順はスマホの充電が遅いときの対処法にまとめています。
よくある質問
手持ちの Apple 製アダプタが何Wか分かりません
Apple は、アダプタの上部または底部に記載されているワット数を確認するよう案内しています。
大きいW数の充電器を使っても大丈夫ですか?
Apple は、過去の機種のテストで、30Wや61W、87Wの電源アダプタも使用しています。USB PD 対応の充電器は、機器との間で供給する電力を調整するしくみです。詳しくはUSB PDとはを参照してください。
iPhone に充電器は付属しますか?
付属品は機種と時期によって違います。Apple のページでは、iPhone 15 以降の高速充電に必要なものとして「USB-C ケーブル(付属ケーブルなど)」が挙げられています。電源アダプタが必要な場合は、上の表のW数を目安に選んでください。
まとめ
iPhone の高速充電に必要な電源アダプタは、iPhone 12 以降で 20W 以上、iPhone 17/17 Pro/17 Pro Max で 40W 以上です。他社製なら USB PD 対応の USB-C 充電器を選び、iPhone 14 以前は USB-C – Lightning ケーブルを使います。ワイヤレスの場合は、MagSafe充電器と、機種に応じた出力の電源アダプタが必要です。
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この記事について最終更新日:2026年10月8日
- 作成:Gadget Lab 編集部
- 製品の仕様はメーカー公式サイト、制度は公的機関の発表で確認しています(編集方針)
- 最終更新日:2026年10月8日
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