使いたい家電と時間を選ぶだけで、ポータブル電源に必要な容量(Wh)と定格出力(W)、冷蔵庫などの起動電力の注意点が分かります。キャンプ・車中泊・停電への備えの容量選びに使ってください。
STEP 1
使いたい家電と時間を選ぶ
消費電力の数値は一般的な例です。お持ちの製品の本体ラベルや説明書にある「消費電力(W)」に書き換えると、より正確になります。
STEP 2
何日分を用意したい?
停電への備えなら、充電できない状態が何日続くかを想定して選びます。ソーラーパネルで日中に充電できる場合は、少なめでも足りることがあります。
計算の根拠
必要な容量は「家電の消費電力(W)× 使用時間(h)」を合計し、日数をかけたうえで0.8で割っています。0.8は、ポータブル電源の電気を家電で使える形に変換するときのロスを見込んだ係数で、Ankerが公式サイトで使用時間の計算に用いている値です(使用時間 = 容量 × 0.8 ÷ 消費電力)。
必要な定格出力は、選んだ家電をすべて同時に使う場合の消費電力の合計です。ポータブル電源の定格出力が、同時に使う家電の消費電力の合計を下回ると、家電が動かないことがあります。同時に使わない家電がある場合は、その分を差し引いて考えてください。
起動電力は、冷蔵庫のようにモーターやコンプレッサーを使う家電が、動き始める瞬間にだけ必要とする大きな電力です。Ankerは、消費電力150Wの冷蔵庫の起動電力が450〜750Wになることもあると説明しています。こうした家電を使う場合は、ポータブル電源の「瞬間最大出力」も確認してください。
家庭用冷蔵庫の数値は、Ankerが公開している目安(平均約30W、コンプレッサー稼働時100〜200W)をもとにしています。容量の計算には平均の値を、定格出力の計算にはコンプレッサー稼働時の上限の値を使っています。
出典:Anker Japan「ポータブル電源で冷蔵庫は使える?」
結果の見方と注意点
計算結果は目安です。実際に使える時間は、気温、家電の使い方(温度設定や強弱)、ポータブル電源の製品ごとの変換効率によって変わります。迷ったときは、計算結果より少し余裕のある容量を選ぶと安心です。
モバイルバッテリーの容量や、飛行機への持ち込みの判定は、モバイルバッテリー計算ツールで確認できます。