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スマホの充電が遅い・急速充電にならない原因と対処法|充電器・ケーブル・設定を順に確認

スマホの充電が遅い 原因と対処を順に確認 充電器・ケーブル
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急速充電に対応した充電器を買ったのに、スマホの充電が遅い。そんなときは、充電器・ケーブル・スマホのどこかに、速度を落としている原因があります。故障ではなく、組み合わせや使い方の問題であることも多いトラブルです。

この記事では、AppleがiPhoneについて公式に案内している内容を中心に、充電が遅い・急速充電にならないときの原因と対処を、確認しやすい順にまとめます(2026年10月時点の情報です)。Androidスマホでも、考え方は共通です。

まず確認すること(上から順に)

  • 充電器のW数が足りているか(USB-Aの充電器や7.5W以下の充電器は遅い)
  • 充電器のほかのポートを同時に使っていないか
  • パソコンやUSBハブ、車のポートから充電していないか
  • ケーブルが傷んでいないか、急速充電に対応しているか
  • 充電しながらゲームや動画を使っていないか
  • スマホや充電器が熱くなっていないか
  • 80%で止まるのは、バッテリーを守る機能の可能性がある

1.充電器のW数を確認する

充電の速さは、まず充電器の出力(W数)で決まります。Appleは、次の充電器を使っている場合、iPhoneの充電に予想以上に時間がかかることがあるとしています。

  • 7.5W以下の有線充電器
  • 10W未満のワイヤレス充電器(Qi1対応の充電器など)

また、iPhone 15以降のモデルをUSB-Aの充電器で充電すると、最大7.5Wでの充電になります。昔のスマホに付属していた小さな充電器を使い続けている場合は、これが原因かもしれません。

Appleが示す充電器のW数の目安(iPhone・有線)

iPhone 17/17 Pro/17 Pro Maxを約20分で最大50%40W以上
iPhone 12以降の高速充電(約30分で最大50%)20W以上
充電に時間がかかることがある7.5W以下

Apple サポートの記載から作成(2026年10月時点)。対象機種と条件の詳細は出典を確認してください

有線で高速充電するには、USB Power Delivery(USB PD)に対応した充電器が必要です。必要なW数が分からないときは充電器 W数診断ツールで確認でき、具体的な製品は急速充電器おすすめ5選で比較しています。

iPhoneの画面に「低速充電」と出る場合

iOS 18以降では、W数のより高い充電器を使えば充電を改善できる可能性があるときに、ロック画面や「設定」→「バッテリー」に「低速充電」というメッセージが表示されます。Appleは、これはiPhoneや充電器に問題があるという意味ではないとしています。

2.複数ポートを同時に使っていないか

ポートが複数ある充電器は、同時に使うと出力が分けられます。Appleも、複数ポートの充電器を使う場合は、接続されているすべての機器の電力の合計によって、最大出力が低下する可能性があるとしています。

急いで充電したいときは、ほかの機器を外して1台だけをつなぐか、同時に使っても十分なW数が残る充電器を使ってください。同時使用時の出力の配分は、製品ごとに公式サイトの仕様に書かれています。

3.パソコン・USBハブ・車のポートから充電していないか

Appleは、USBハブや車内の充電ポートは、専用のUSB-C充電器よりも充電に時間がかかることがあるとしています。ほかの機器がつながったパソコンやUSBハブから充電する場合も、出力が下がる可能性があります。速く充電したいときは、コンセントに挿した充電器に直接つなぎましょう。

4.ケーブルを確認する

ケーブルが原因で速度が出ないこともあります。

  • 傷みがないか:Appleは、断線や端子の曲がりなど損傷の兆候があるアクセサリは使わないよう案内しています
  • しっかり挿さっているか:充電ポートに異物があれば取り除き、ケーブルを奥まで差し込みます
  • 60Wを超える充電をする場合:ノートPCなどで60Wを超える充電をするには、5A(100W以上)に対応したUSB-Cケーブルが必要です

ケーブルの見分け方はUSB-Cケーブルの種類と選び方で解説しています。

5.充電しながらアプリを使っていないか

Appleによると、次のような使い方をしていると、充電速度の低下が見られることがあります。

  • グラフィックスやプロセッサへの負荷が高いアプリ・ゲーム、カメラアプリなどを使っているとき
  • 高画質の動画をストリーミングしているとき(特に画面の明るさを最大にしている場合)

速く充電したいときは、こうしたアプリの使用を控えてください。

6.熱くなっていないか

充電中は、スマホが少し熱を持つことがあります。Appleは、極端な温度条件では充電が一時的に保留になることがあり、バッテリーの温度が通常の範囲に戻ると充電が再開されるとしています。スマホと充電器を涼しい場所に移動して、もう一度試してください。

7.80%で止まるのは故障とは限らない

「80%から増えない」という場合は、バッテリーの劣化を遅らせるための機能が働いている可能性があります。

  • バッテリー充電の最適化(iOS 13以降):毎日の充電の傾向を学習し、80%まで充電したあと、使い始める直前まで残りの充電を保留します
  • 熱による制限:バッテリーが熱くなりすぎると、80%以上の充電が制限されることがあります
  • 充電上限の設定(iPhone 15以降):上限を設定していると、そこで充電が止まります

Androidスマホにも、似た働きをする充電の保護機能を持つ機種があります。名称や設定の場所は機種によって違うため、メーカーの案内を確認してください。

ワイヤレス充電が遅い場合

Appleは、高速でワイヤレス充電するには、MagSafe充電器またはQi2対応のワイヤレス充電器を使うよう案内しています。また、ワイヤレス充電中にUSB-CやLightningのアクセサリ(有線のヘッドフォンなど)をつなぐと、規格に従って充電が7.5Wに制限されます。ワイヤレスで速く充電したいときは、有線のアクセサリを外してください。

それでも充電されない場合

まったく充電されない場合、Appleは次の手順を案内しています。

  1. スマホを再起動する
  2. ケーブルと充電器に損傷がないか確認する
  3. 別のコンセントで試す
  4. 充電ポートの異物を取り除く
  5. 30分ほど充電して様子を見る

それでも充電されない場合は、修理が必要な可能性があります。メーカーのサポート窓口に相談してください。モバイルバッテリーから充電できない場合はモバイルバッテリーが充電できない時の直し方をご覧ください。

よくある質問

W数の大きい充電器を使えば、必ず速くなりますか?

スマホが受け取れるW数には上限があるため、それを超える充電器を使っても、上限より速くはなりません。ただし、今の充電器のW数が足りていない場合は、替えることで速くなります。仕組みはUSB PDとは?で解説しています。

「対応していない充電器」と表示されます

Appleによると、iOS 26では、接続されているのに充電していない充電器を検出した場合に、「設定」→「バッテリー」にこの種のメッセージが表示されます。別のケーブルや充電器で試し、充電ポートに異物がないかも確認してください。

充電器は何Wのものを選べばよいですか?

充電したい機器によって変わります。充電器 W数診断ツールで、機器を選ぶと必要な出力(W)の目安が分かります。選び方はUSB-C充電器の選び方で解説しています。

まとめ

充電が遅いときは、充電器のW数、同時に使っているポート、つないでいる場所(パソコンやハブではないか)、ケーブル、充電中のアプリ、温度の順に確認すると、原因を絞り込めます。80%で止まる場合は、バッテリーを守る機能が働いている可能性があります。

参考にした情報:Apple サポート「iPhoneの充電速度について」、Apple サポート「iPhoneやiPod touchが充電されない場合」、Apple サポート「iPhoneを高速充電する」(いずれも2026年10月に確認)。

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ほかの製品と比べる:急速充電器おすすめ5選

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この記事について最終更新日:2026年10月10日
  • 作成:Gadget Lab 編集部
  • 製品の仕様はメーカー公式サイト、制度は公的機関の発表で確認しています(編集方針)
  • 最終更新日:2026年10月10日
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