ノートPCをモバイルバッテリーで充電するときは、容量よりも先に、出力(W数)を確認します。必要なW数は、ノートPCに付属している充電器に書かれた出力が目安になります。
この記事では、Anker Japan の公式ストアで在庫と仕様を確認できた、1ポートの最大出力が65W以上のモバイルバッテリー5機種を比べます(2026年10月4日に確認)。
この記事の結論
- まずノートPCの充電器のW数を確認し、それ以上の出力(1ポートあたり)のモバイルバッテリーを選ぶ
- 65Wまでのノートパソコンなら、約430〜440gの20000mAhモデルが持ち運びやすい
- とにかく軽くなら、約308gの Prime (9600mAh, 65W, Fusion)。コンセントに挿せば充電器にもなる
- 100W・140Wが必要なら、25000mAh(最大100W)か 27650mAh(最大140W)。重さは約595〜665g
- 容量が大きいモデルは、飛行機に持ち込めるかを Wh で確認する
迷ったらこれ
Anker Power Bank (20000mAh, 87W, Built-In USB-C ケーブル)
1ポート最大65Wで、20000mAh以上の4機種の中で最も軽い約430gです。USB-Cケーブルを内蔵しています。
軽さを優先するなら:Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)(約308g)
公式の仕様をもとにした編集部の判断です。紹介料の有無で変えていません。
- 選ぶ前に確認する3つのポイント
- 5機種の比較表
- 5機種の特徴
- 1.Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)|約308gで、充電器にもなる
- 2.Anker Power Bank (20000mAh, 87W, Built-In USB-C ケーブル)|20000mAhで約430g、ケーブル内蔵
- 3.Anker Zolo Power Bank (20000mAh, 87W, Built-In USB-Cケーブル, For PC)|容量が72Whと明記された、ノートPC向けモデル
- 4.Anker Power Bank (25000mAh, Built-In & 巻取り式USB-Cケーブル)|1ポート最大100W、合計165W
- 5.Anker Prime Power Bank (27650mAh, 250W)|1ポート最大140W、5機種で最大の容量
- 使い方別の選び方
- よくある質問
- まとめ
選ぶ前に確認する3つのポイント
1.1ポートの最大出力(W数)
ノートPCに必要なW数は、付属の充電器に書かれた出力が目安になります。モバイルバッテリー側は、「合計最大出力」ではなく、1つのポートから出せる最大出力を確認します。必要なW数は充電器のW数診断ツールでも確認できます。
2.容量と重さ
5機種の容量は 9600〜27650mAh、重さは約308〜665gです。容量が大きいほど、重くなります。Anker は、20000mAh と 25000mAh のモデルについて「MacBook Air を約1回」充電できるとしています。
3.飛行機に持ち込めるか
モバイルバッテリーは、容量(Wh)によって機内に持ち込める個数などが決まっています。大容量のモデルを旅行や出張で使う場合は、モバイルバッテリーの飛行機への持ち込みルールを確認してください。mAh から Wh への換算はモバイルバッテリー計算ツールでできます。
5機種の比較表
| 製品 | 容量 | 1ポートの最大出力 | 合計最大出力 | 重さ |
|---|---|---|---|---|
| Prime (9600mAh, 65W, Fusion) | 9600mAh | 65W | 65W | 約308g |
| Power Bank (20000mAh, 87W, Built-In USB-C ケーブル) | 20000mAh | 65W | 87W | 約430g |
| Zolo (20000mAh, 87W, Built-In USB-Cケーブル, For PC) | 20000mAh(72Wh) | 65W | 87W | 約440g |
| Power Bank (25000mAh, Built-In & 巻取り式USB-Cケーブル) | 25000mAh | 100W | 165W | 約595g |
| Prime (27650mAh, 250W) | 27650mAh | 140W | 250W | 約665g |
上段:正面から見た大きさ(いちばん長い辺と2番目に長い辺) 下段:厚み(いちばん短い辺) 点線:クレジットカードの大きさ(85.6×54mm)。形は四角で簡略化しています。
- Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)約115×44×42mm
- Power Bank (20000mAh, 87W, Built-In USB-C ケーブル)約158×74×26mm
- Zolo Power Bank (20000mAh, 87W, Built-In USB-Cケーブル, For PC)約158×74×26mm
- Power Bank (25000mAh, Built-In & 巻取り式USB-Cケーブル)約158×54×49mm
- Prime Power Bank (27650mAh, 250W)約162×57×50mm
5機種の特徴
1.Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)|約308gで、充電器にもなる
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| サイズ・重さ | 約115×44×42mm・約308g |
| 本体への入力 | AC 100V-240V(コンセントに直接挿す)、USB-C |
| 1ポートの最大出力 | 65W |
| 合計最大出力 | 65W |
| 容量 | 9600mAh |
コンセントに挿すプラグを内蔵し、モバイルバッテリーとしても充電器としても最大65Wで出力できるモデルです。Anker は、MacBook Pro にも充電可能と説明しています。容量は 9600mAh で、同社は「スマホ約2回分」「機内にも持ち込み可能」としています。
良い点
- 5機種で最も軽い(約308g)
- コンセントに挿して、65Wの充電器としても使える
- 保証は24ヶ月(会員登録で+6ヶ月)
注意点
- 容量は 9600mAh で、5機種で最も小さい
- 注意書きに、パススルー充電中に出力が30Wを上回る場合などの表示についての記載がある
こんな人に
- 充電器とモバイルバッテリーを1つにまとめたい人
- ノートPCの電池を少し延ばせればよい人
2.Anker Power Bank (20000mAh, 87W, Built-In USB-C ケーブル)|20000mAhで約430g、ケーブル内蔵
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| サイズ・重さ | 約158×74×26mm・約430g |
| 本体への入力 | USB-C 最大65W |
| 1ポートの最大出力 | 65W(USB-C・内蔵ケーブル) |
| 合計最大出力 | 87W |
| 容量 | 20000mAh |
USB-Cケーブル(約145mm)を内蔵した 20000mAh のモデルです。USB-C ポートと内蔵ケーブルは、それぞれ最大65Wで出力できます。本体への入力も最大65Wです。
良い点
- 20000mAh以上の4機種で最も軽い(約430g)
- USB-Cケーブルを内蔵
- 本体への入力も最大65W
注意点
- 1ポートの最大出力は65Wで、それを超えるノートPCには足りない
- 複数ポートを同時に使うと、合計は最大87W
こんな人に
- 65WまでのノートPCを使っている人
- ケーブルを別に持ちたくない人
3.Anker Zolo Power Bank (20000mAh, 87W, Built-In USB-Cケーブル, For PC)|容量が72Whと明記された、ノートPC向けモデル
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| サイズ・重さ | 約158×74×26mm・約440g |
| 本体への入力 | USB-C 最大65W |
| 1ポートの最大出力 | 65W(USB-C・内蔵ケーブル) |
| 合計最大出力 | 87W |
| 容量 | 20000mAh/72Wh |
製品名に「For PC」と付いた 20000mAh のモデルです。仕様欄に、バッテリー容量が「20000mAh / 72 Wh」と書かれています。Anker は、MacBook Air を約1回、スマートフォンを約4回充電できるとしています。内蔵ケーブルの長さは約170mmです。
良い点
- 容量が Wh(72Wh)で明記されている
- USB-Cケーブル(約170mm)を内蔵
- 本体への入力も最大65W
注意点
- 1ポートの最大出力は65W
- カラーはブラックのみ(型番の記載は A1118N11)
こんな人に
- 65WまでのノートPCを使っている人
- 飛行機に持ち込むとき、Wh の表記を確認しやすいものがよい人
4.Anker Power Bank (25000mAh, Built-In & 巻取り式USB-Cケーブル)|1ポート最大100W、合計165W
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| サイズ・重さ | 約158×54×49mm・約595g |
| 本体への入力 | USB-C 最大100W |
| 1ポートの最大出力 | 100W(USB-C) |
| 合計最大出力 | 165W |
| 容量 | 25000mAh |
USB-C が最大100W、合計で最大165Wのモデルです。製品名のとおり、内蔵ケーブルと巻取り式のUSB-Cケーブルを備えます。Anker は、MacBook Air を約1回、iPhone 17 を約4回充電可能としています。
良い点
- 1ポート最大100W
- 合計最大165Wで、複数の機器を同時に充電しやすい
- 本体への入力も最大100W
注意点
- 約595gと重い
- 容量が大きいので、飛行機に持ち込むときは Wh を確認する
こんな人に
- 100WまでのノートPCを使っている人
- ノートPCとスマホを同時に充電したい人
5.Anker Prime Power Bank (27650mAh, 250W)|1ポート最大140W、5機種で最大の容量
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| サイズ・重さ | 約162×57×50mm・約665g |
| 本体への入力 | USB-C 最大140W(合計最大入力170W) |
| 1ポートの最大出力 | 140W(USB-C) |
| 合計最大出力 | 250W |
| 容量 | 27650mAh |
USB-C ポートが最大140Wで出力できる、5機種で最も出力の大きいモデルです。Anker は、3ポートで MacBook Pro 2台と iPhone 15 Pro を同時に充電できると説明しています。注意書きには、USB-A ポートから最大65Wで出力するには、OPPO 対応の機器と専用ケーブルが必要とあります。
良い点
- 1ポート最大140W(5機種で最大)
- 容量 27650mAh(5機種で最大)
- 本体への入力も最大140W
注意点
- 約665gで、5機種で最も重い
- パススルー充電には、本体へ20W以上の入力が必要と注記されている
- 公式ストアでは、色によって在庫切れがある(10月4日時点)
こんな人に
- 140Wで充電するノートPCを使っている人
- 複数のノートPCを同時に充電したい人
使い方別の選び方
| 使い方 | 向いている機種 |
|---|---|
| 軽さを優先・充電器も兼ねる | Prime (9600mAh, 65W, Fusion) |
| 65WまでのノートPCを、持ち運びやすい重さで | 20000mAh 87W、Zolo 20000mAh For PC |
| 100WまでのノートPC | 25000mAh 巻取り式 |
| 140WのノートPC・複数台 | Prime (27650mAh, 250W) |
スマホの充電が中心なら、もっと軽いモデルで足ります。Ankerの10000mAhモバイルバッテリー5機種を比較や20000mAhモバイルバッテリーおすすめ4選も参考にしてください。
よくある質問
ノートPCに必要なW数は、どこで確認できますか?
ノートPCに付属している充電器(ACアダプター)に書かれた出力が目安になります。USB-C で充電できる機種かどうかも、ノートPCのメーカーの仕様で確認してください。
ケーブルは何を使えばよいですか?
60Wを超える充電には、100W対応(5A)などと書かれた USB-C ケーブルが必要です。ケーブルを内蔵したモデルは、内蔵ケーブルをそのまま使えます。見分け方はUSB-Cケーブルの種類と選び方で解説しています。
飛行機に持ち込むときは、何を確認すればよいですか?
容量を Wh に換算して確認します。ルールはモバイルバッテリーの飛行機への持ち込みルールにまとめています。mAh から Wh への換算は、モバイルバッテリー計算ツールでできます。
まとめ
ノートPCを充電するモバイルバッテリーは、まず1ポートの最大出力が、ノートPCに必要なW数を満たすかを確認します。65Wまでなら約430〜440gの20000mAhモデル、100W・140Wが必要なら大容量モデルが候補です。容量が大きいモデルは重く、飛行機に持ち込むときの確認も必要になります。
迷ったらこれ
Anker Power Bank (20000mAh, 87W, Built-In USB-C ケーブル)
1ポート最大65Wで、20000mAh以上の4機種の中で最も軽い約430gです。USB-Cケーブルを内蔵しています。
軽さを優先するなら:Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)(約308g)
公式の仕様をもとにした編集部の判断です。紹介料の有無で変えていません。
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この記事について最終更新日:2026年10月10日
- 作成:Gadget Lab 編集部
- 製品の仕様はメーカー公式サイト、制度は公的機関の発表で確認しています(編集方針)
- 最終更新日:2026年10月10日
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