オープンイヤー型のイヤホンは、耳の穴をふさがずに音を聞くタイプです。音楽や通話を聞きながら、周りの音や呼びかけにも気づきやすいのが特徴です。
一方で、耳をふさぐタイプとは選び方が違います。この記事では、形(イヤーカフ型・イヤーフック型)、重さ、再生時間の違いを整理し、Anker Japan の公式ストアで在庫と仕様を確認できた Soundcore の4機種を比べます。
この記事の結論
- 形は、耳に挟むイヤーカフ型と、耳に掛けるイヤーフック型の2種類
- 軽さならイヤーカフ型(片耳約5.9g)。再生時間の長さならAeroFit・AeroFit 2(本体のみ最大10〜11時間)
- 音質にこだわるなら、LDAC 対応の機種を選ぶ(スマホ側も対応している必要がある)
- 電車など騒がしい場所でも使うなら、耳をふさぐ使い方に切り替えられる2-in-1という選択肢がある
- 今回の比較表では、4機種ともノイズキャンセリングの欄は「-」。静かさを求めるなら耳をふさぐタイプを選ぶ
迷ったらこれ
Soundcore AeroFit 2
LDAC とマルチポイントに対応し、本体のみで最大10時間再生できます。
軽さを優先するなら:Soundcore AeroClip(片耳約5.9g)
公式の仕様をもとにした編集部の判断です。紹介料の有無で変えていません。
選ぶ前に知っておきたい3つのポイント
1.形|イヤーカフ型とイヤーフック型
| 形 | 着け方 | 今回の製品 |
|---|---|---|
| イヤーカフ型 | 耳のふちに挟む | AeroClip |
| イヤーフック型 | 耳の上に掛ける | AeroFit、AeroFit 2、AeroFit 2 Pro |
Anker は、AeroFit 2 Pro について、メガネと同時に装着でき、メガネのつるがイヤーフックの内側に来るように着けると説明しています。メガネやマスクと一緒に使う場合は、形の違いを先に確認してください。
2.重さと再生時間
4機種の片耳の重さは約5.9〜10.5g、イヤホン本体のみの再生時間は最大7〜11時間です。最も軽い AeroClip は最大8時間、イヤーフック型の AeroFit と AeroFit 2 は最大10〜11時間です。
3.周りへの音漏れと、周りの音
オープンイヤー型は耳をふさがないため、周りの音が聞こえる一方で、騒がしい場所では音楽が聞き取りにくくなります。Anker は AeroFit 2 Pro について、指向性音響技術で音漏れを軽減すると説明しています。使う場所が静かなオフィスか、屋外かで、合う機種が変わります。
4機種の比較表
| 製品 | 形 | 重さ(片耳/ケース込み) | 再生時間(本体のみ/ケース込み) | 防塵・防水 | コーデック |
|---|---|---|---|---|---|
| Soundcore AeroClip | イヤーカフ型 | 約5.9g/約51.6g | 最大8時間/最大32時間 | IP55 | SBC、AAC、LDAC |
| Soundcore AeroFit | イヤーフック型 | 約8.5g/約64.6g | 最大11時間/最大42時間 | IP57 | SBC、AAC |
| Soundcore AeroFit 2 | イヤーフック型 | 約10.0g/約85g | 最大10時間/最大42時間 | IP55 | SBC、AAC、LDAC |
| Soundcore AeroFit 2 Pro | イヤーフック型(2-in-1) | 約10.5g/約109g | 最大7時間/最大34時間(オープンイヤータイプ使用時) | IP55 | — |
AeroFit 2 Pro のコーデックは、製品ページの仕様から確認できなかったため「—」としています。
4機種の特徴
1.Soundcore AeroClip|片耳約5.9gのイヤーカフ型
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 形 | イヤーカフ型 |
| 重さ | 約5.9g(片耳)/約51.6g(充電ケース込み) |
| 再生時間 | 最大8時間(本体のみ)/最大32時間(ケース込み) |
| 防塵・防水 | IP55 |
| 通信 | Bluetooth 5.4、SBC/AAC/LDAC |
| ドライバー | 12mm ダイナミック |
耳に挟んで着けるイヤーカフ型で、4機種の中で最も軽いモデルです。装着感を調整できるイヤーカフキャップが2サイズ付属します。LDAC に対応しています。
良い点
- 4機種で最も軽い(片耳約5.9g)
- ケース込みでも約51.6gで、持ち運びやすい
- LDAC に対応
注意点
- 本体のみの再生時間は最大8時間
- 耳に挟む形のため、合うかどうかは耳の形による
こんな人に
- 軽さを最優先したい人
- 耳に掛ける形より、挟む形を試したい人
2.Soundcore AeroFit|再生時間が最も長く、IP57
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 形 | イヤーフック型 |
| 重さ | 約8.5g(片耳)/約64.6g(充電ケース込み) |
| 再生時間 | 最大11時間(本体のみ)/最大42時間(ケース込み) |
| 充電時間 | 約1時間(イヤホン)/約2時間(充電ケース) |
| 防塵・防水 | IP57 |
| 通信 | Bluetooth 5.3、SBC/AAC |
| ドライバー | 14mm ダイナミック |
本体のみで最大11時間と、4機種で最も長く再生できるモデルです。防塵・防水は IP57 で、防水の等級は4機種の中で最も高くなっています。イヤーフック型の3機種の中では最も軽い約8.5gです。
良い点
- 本体のみの再生時間が4機種で最も長い(最大11時間)
- 防塵・防水が IP57
- イヤーフック型の3機種で最も軽い
注意点
- 対応コーデックは SBC と AAC の2つ
- 耳掛け部分を大きく広げすぎると破損するおそれがあると注意書きがある
こんな人に
- 運動中や屋外で使いたい人
- 充電の回数を減らしたい人
3.Soundcore AeroFit 2|LDACとマルチポイントに対応
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 形 | イヤーフック型(角度調節) |
| 重さ | 約10.0g(片耳)/約85g(充電ケース込み) |
| 再生時間 | 最大10時間(本体のみ)/最大42時間(ケース込み) |
| 防塵・防水 | IP55 |
| 通信 | Bluetooth 5.4、SBC/AAC/LDAC |
| ドライバー | 20mm×11.5mm ダイナミック |
LDAC とハイレゾ再生に対応し、2台の機器に同時に接続できるマルチポイントも備えたモデルです。イヤーフックは角度を調節できます。
良い点
- LDAC・ハイレゾ再生に対応
- マルチポイント接続に対応
- 本体のみ最大10時間、ケース込み最大42時間
注意点
- 片耳約10.0gで、AeroFit より約1.5g重い
- 防塵・防水は IP55(AeroFit は IP57)
こんな人に
- パソコンとスマホの両方につないで使いたい人
- オープンイヤーでも音質を重視したい人
4.Soundcore AeroFit 2 Pro|耳をふさぐ使い方にも切り替えられる
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 形 | イヤーフック型(角度調整でタイプを切り替え) |
| 重さ | 約10.5g(片耳)/約109g(充電ケース込み) |
| 再生時間(オープンイヤータイプ) | 最大7時間(本体のみ)/最大34時間(ケース込み) |
| 再生時間(インナーイヤータイプ) | 最大5時間(本体のみ)/最大24時間(ケース込み) |
| 防塵・防水 | IP55(充電ケースは防水仕様ではない) |
| 通信・充電 | Bluetooth 6.1、USB Type-C/ワイヤレス充電 |
耳をふさがないオープンイヤータイプと、周囲の音を低減するインナーイヤータイプを、角度の調整で切り替えられる2-in-1モデルです。Anker は、インナーイヤータイプにすると、電車やカフェなどノイズのある環境でも音楽を楽しめると説明しています。
良い点
- 場所に合わせて、2つの聴き方を切り替えられる
- ワイヤレス充電に対応
- メガネと同時に装着できるとメーカーが説明している
注意点
- 4機種で最も重い(片耳約10.5g、ケース込み約109g)
- 再生時間は4機種で最も短い(インナーイヤータイプでは本体のみ最大5時間)
- 充電ケースは防水仕様ではない
こんな人に
- 家や職場ではオープン、電車では耳をふさいで使いたい人
- 1台で済ませたい人
使い方別の選び方
| 重視すること | 向いている機種 |
|---|---|
| 軽さ・着けていることを忘れたい | Soundcore AeroClip |
| 運動・屋外・電池持ち | Soundcore AeroFit |
| 音質とマルチポイント | Soundcore AeroFit 2 |
| 騒がしい場所でも使う | Soundcore AeroFit 2 Pro |
ノイズキャンセリングで周りの音を抑えたい場合は、耳をふさぐタイプを比べたワイヤレスイヤホンおすすめ比較を参考にしてください。コーデックなどの用語はワイヤレスイヤホンの選び方で解説しています。
よくある質問
音漏れはしますか?
耳をふさがない構造のため、音量や場所によっては周りに聞こえることがあります。Anker は AeroFit 2 Pro について、指向性音響技術により音漏れを軽減すると説明しています。静かな場所では、音量を控えめにしてください。
LDAC は、どのスマホでも使えますか?
LDAC を使うには、スマホ側も LDAC に対応している必要があります。お使いのスマホの仕様を確認してください。
電池が持たなくなったら?
設定や使い方で一時的に短くなっている場合と、内蔵電池の寿命の場合があります。見分け方はワイヤレスイヤホンの電池が持たなくなったらで解説しています。
まとめ
オープンイヤー型のイヤホンは、形(イヤーカフ型・イヤーフック型)、重さ、再生時間で選びます。軽さなら AeroClip、電池持ちと防水なら AeroFit、音質とマルチポイントなら AeroFit 2、騒がしい場所でも使うなら2-in-1の AeroFit 2 Pro が候補です。静かさを重視する場合は、耳をふさぐタイプを選んでください。
迷ったらこれ
Soundcore AeroFit 2
LDAC とマルチポイントに対応し、本体のみで最大10時間再生できます。
軽さを優先するなら:Soundcore AeroClip(片耳約5.9g)
公式の仕様をもとにした編集部の判断です。紹介料の有無で変えていません。
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この記事について最終更新日:2026年10月10日
- 作成:Gadget Lab 編集部
- 製品の仕様はメーカー公式サイト、制度は公的機関の発表で確認しています(編集方針)
- 最終更新日:2026年10月10日
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